CF = クラウドファンディング
- クラウドファンディング(CF)とは何ですか
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クラウドファンディングとは、銀行や投資家などの金融の専門家ではない「クラウド(crowd)=人々、大衆」から「ファンディング(funding)=資金調達」をすることです。
アイデアをカタチにしたいが活動資金に乏しい起業家やクリエーターが、インターネットを通じて自らのプロジェクトを公開し、広く一般の人々から活動資金の提供を受けて自らのプロジェクトを実現するものです。従来からのファンドと違い、一般の方からの資金の提供を受ける点が大きな特徴です。一口あたりの資金提供は数千円から数万円と小さく設定されていることで、投資というより、事業者のアイデア実現を小さな資金提供により応援する仕組みといえます。
- CFの種類について教えてください
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寄付型・購入型・投資型のクラウドファンディングがあります。
寄付型CFとは、資金提供者が資金を寄付として提供し、達成した場合は、「活動報告など」無償の成果物が提供されるものです。購入型CFとは、リータンとして「商品、サービス自体」が提供されるものです。投資型CFとは、金銭的リターン(株や事業の利益配分)が受け取れるものです。
- CF運営事業者について教えてください
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現在100社以上のクラウドファンディング事業者がサイトをオープンしていると言われています。
主な国内のクラウドファンディング運営会社についてはこちらから。
- CF活用のメリットについて教えてください
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「寄付型CFのメリット」
▼起案者
インターネットを通して、広く一般の人々から資金の提供を募ることができる。資金の返済の必要がない。
▼出資者
多くの寄付案件の中から、自分が共感できる寄付対象を見つけることができ、少額から手軽に寄付ができる。
「購入型CFのメリット」
▼起案者
プロジェクトを実行するために必要な資金を、インターネットを通して広く一般の人々から少額ずつ募ることができる。また、プロジェクト実行前に顧客のニーズを把握することができる。
▼出資者
起案者のアイデアやプロジェクトの実現に初期から参加している一体感を持つことができる。共感し応援するプロジェクトの製品やサービスをいち早く手にすることができる。
「投資型(ファンド型)CFのメリット」
▼起案者
インターネットを通して広く一般の人々から資金の提供を募ることができる。事業の売上に応じ出資金の配当を行うため、事業リスクをある程度分散できる。
▼出資者
配当とは別に投資家特典として商品やサービスがもらえる場合もある。個別のプロジェクトを自分で吟味しながら、インターネットで少額から気軽に投資ができる。
- CFのリスクについて教えてください
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「寄付型CFのリスク」
▼出資者
運営会社や起案者が詐欺的に資金を集めていた場合、寄付行為が無意味となるリスクがある。
「購入型CFのリスク」
▼起案者
期日までに資金が集まらず事業ができないリスク、アイデアの流出や盗用のリスクがある。
▼出資者
商品やサービスが完成しないリスクや、提供のタイミングが遅れるリスクがある。
「投資型(ファンド型)CFのリスク」
▼起案者
期日までに資金が集まらず事業ができないリスク、アイデアの流出や盗用のリスクがある。
▼出資者
事業の不調などの理由から元本割れのリスクがある。
- 活用事例について教えてください
- 国内の活用事例についてはこちらから
- 「栃木県クラウドファンディング」とは何ですか
- 平成25年6月に閣議決定された「日本再興戦略」においてベンチャー投資・再チャレンジ投資を促進することが明記されました。そうした流れを受け栃木県では、金融機関融資(間接金融)のみに頼らない新たな資金調達手段(直接金融)であるクラウドファンディングの普及啓発、活用を促進し、県内の起業家やベンチャー企業へのリスクマネーの供給を図り、新事業の担い手となる中小企業支援を行うこととなりました。
- どのように相談したら良いですか
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まずはお気軽にお電話ください。担当スタッフがご相談内容をお伺いします。
TEL:028-689-8892 「とちぎファンズ事務局」 担当:原田・手塚・青影・福田
WEBサイトからもお問い合わせいただけます。
- 「とちぎファンズ事務局」はどこにありますか
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栃木県宇都宮市にあります。
「道の駅うつのみや ろまんちっく村 ヴィラ・デ・アグリ」内にあります。
株式会社ファーマーズ・フォレストが運営をしています。
所在地:〒321-2118 栃木県宇都宮市新里町丙254 株式会社ファーマーズ・フォレスト内「とちぎファンズ事務局」
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